課題
サブスクリプション動画配信サービスを提供しているHBO Maxは、ラテンアメリカの各ユーザーにパーソナライズしたメッセージを提供できるように、マーケターが使いやすく拡張性のあるカスタマーエンゲージメントプラットフォームを求めていました。
サブスクリプション動画配信サービスを提供しているHBO Maxは、ラテンアメリカの各ユーザーにパーソナライズしたメッセージを提供できるように、マーケターが使いやすく拡張性のあるカスタマーエンゲージメントプラットフォームを求めていました。
HBO Maxは、Brazeによるアプリ内メッセージ(IAM)調査とフォローアップメッセージを活用し、3つのコンテンツで熱狂的なファン層をターゲットに、ゼロパーティデータの収集とユーザーへのより良いカスタマイズを実現しました。
HBO Maxは、Braze IAMを使用することで、ラテンアメリカにおけるデータドリブン型の成長戦略を実現しました。ハリーポッター、チャンピオンズリーグ、DCコミックのファンに対してのアンケート回答率は35%から50%に向上し、CRMコミュニケーションパフォーマンスは40%向上、そしてエンゲージメントは15%上昇、ユーザー解約率は15%減少しました。
2021年6月にラテンアメリカで開始されたワーナー・ブラザース・ディスカバリーのサブスクリプション動画配信サービス「HBO Max」は、HBO、ワーナー・ブラザース、DCの象徴的ブランドから、シリーズ、映画、スペシャル番組、さらにはオリジナル作品、大ヒット映画、子供・ファミリー向けコンテンツなど、複数のジャンルや形式であらゆる観客に最高品質のコンテンツを提供しています。国内外のクリエイターを紹介するこのプラットフォームは、映画やドラマ、台本なしのドキュメンタリーやリアリティ番組、音楽特番などの多様なコンテンツを提供するほか、スポーツイベントなどのライブイベントも提供しています。
2023年までに、ラテンアメリカで100本のオリジナル番組を制作するという大規模な計画を掲げているHBO Maxは、その成長に合わせて拡張でき、さらに加入者から収集したデータを活用して、パーソナライズされたユーザー体験を提供できる、地域性を加味したカスタマーエンゲージメント戦略を必要としていました。
当初HBO Maxは、顧客との関係を適切に管理しながら、エンゲージメントとリテンションの目標の達成を実現する顧客エンゲージメントソリューションを探していました。また、CRMプログラムを拡張していく上で重要な要素である自動化されたジャーニーを作成するための強固なソリューションが必要だと考えていました。
同社が掲げた重要な目標:
カスタマージャーニーを統合し、顧客の獲得、維持、マネタイズを向上させる。
エンゲージメントを高め、解約を減らすために、ユーザーに価値を提供する。
ユーザーに優れた体験を提供し、ファンになってもらい、ブランドの支持者になるようにする。
拡張性、自動化、高度な機能を備えたソリューションを統合する。
HBO Maxは、このゼロパーティデータを収集し、アクションを起こすことで、顧客満足度とエンゲージメントを高めることができるという仮説のもと、この地域のユーザーのアンケート回答に基づいてカスタムセグメントを作成することに着手しました。Brazeでは、HBO Maxは、ラテンアメリカの非常に人気な3つのファン層をターゲットに、シンプルなアンケートアプリ内メッセージ(IAM)を作成しました。DCコミックス、ハリーポッター、チャンピオンズリーグ(サッカー)です。
バットマンと、ハリー・ポッター20周年記念のストリーミングプレミアの関心を高め、エンゲージメントを促進するために、ラテンアメリカのHBO Maxチームは、DCコミックスとウィザーディング・ワールドという2つの世界のファンを対象に、「好きなDCスーパーヒーローは誰か」「ホグワーツ魔法学校のどの寮が好きか」といったシンプルな質問をするIAMで、それぞれのファン層を厚くしました。回答したユーザーには、Brazeからプッシュ通知で回答に合わせた特定のタイトルをおすすめし、その後も過去の行動や予測に基づいた専用のメッセージやレコメンドを送信しました。
また、チャンピオンズリーグでは、視聴者が好きな選手やチームなどシンプルな質問をするIAMを配信しました。これらの戦略から収集されたデータにより、HBO Maxは視聴者が選択した選手やチームに基づいて、コミュニケーションの内容や頻度を細かく調整することができ、ラテンアメリカのユーザーは、自分の好きな選手やチームがいつプレーしているのかなど、パーソナライズされたメッセージを受け取ることができました。
HBO Maxは、Brazeを活用したIAMにより、メッセージのセグメンテーションを強化させ、ラテンアメリカでのアンケートの回答率を35%から50%に向上させました。これらの取り組みにより、CRMコミュニケーションのパフォーマンスが40%向上し、エンゲージメントは15%上昇、ユーザー解約率は15%減少しました。
そして何より、マーケティング担当者が、購読者にパーソナライズされたデータドリブン型で体験を提供できるようになったことで、ユーザー体験が向上し、より高いリテンションを実現できるようになりました。
BrazeのIAMを使えば、熱狂的なファンからゼロパーティデータを簡単に収集することができます。
ユーザーデータを活用し理解することで、ブランディングは自動化され、パーソナライズされた体験を大規模に作り出すことができます。
パーソナライゼーションとオーディエンスのセグメンテーションを中心としたユーザージャーニーの作成は、ブランドロイヤリティを高め、長期的な顧客維持に貢献します。
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