B2Cマーケターにとって、今年は楽な年とはなりそうもありません。新規顧客の獲得コストが上昇し、かつ、消費者のお財布事情が厳しい中、顧客エンゲージメントに関して、さらに効率性を追及する必要があります。
この不安定な経済状況の中で、企業は顧客維持に注力しており、マーケターの99% が向こう12ヶ月で、顧客エンゲージメント戦略を強化すると回答しています。ただ、スキル不足や情報の分断化など、マーケターが顧客にアプローチする重要な機会を活かせない、という課題にも直面しています。
マーケターがより効率的、かつ効果的に目標を達成するために、Brazeは以下のような機能を提供します。これらの機能により短時間、かつ低コストで、より良い効果を実感いただけると信じています。
既存のチャネルと有料チャネルを横断したクロスチャネルをさらに強化をします。
使いやすく、ノーコードのキャンペーン作成ツールにより、Time To Value(TtV)、つまり顧客が製品サービスを手にしてから価値を実感するまでの時間を短縮し、新しい施策を展開する上で、実験的な取り組みをしやすくします。
分かりやすくデザインされたインターフェースを通じ、チームやタッチポイントを一箇所に配置することで、連携を促進し、技術コストを削減できます。
「目標を達成するには、チームの協力がさらに必要です。Brazeを使用することで、私たちのチームはより効率的かつ協力的に働くことができ、目標をより迅速に達成することができます。」と、ClassPassのグローバルグロース担当バイスプレジデントのIvy Wu氏は述べています。「特にBraze Audience Syncを活用することで、月に1チャネルあたり約2時間の時間を節約することができました。これらの新機能により、私たちは常に最新のトレンドに沿い、ROIと顧客エンゲージメントを向上させるために必要な結果を提供できます。」
クロスチャネルリーチの拡大で成果を上げる
Brazeは、企業が収益や広告費用対効果(ROAS)など、主要なビジネス指標を向上させるべく、既存のチャネルと有料チャネルを通じて、顧客にアプローチし、関係性を持ち、コンバージョンまでをより簡単にしました。効果的なチャネルの組み合わせを手にしたマーケターは、費用対効果の高いチャネルを選択し、さまざまなケースにおいて、最も効果的なコンバージョンを実現できます。
TikTok、Pinterest、Snapchatなど、人気広告ネットワークに Audience Sync の機能拡張を行いました。Audience Sync を活用し、有料キャンペーンにファーストパーティーのオーディエンスを動的に追加・削除することで、フィリピンKFC は顧客獲得コストを半減させ、有料チャンネルからの収益を4倍に引き上げました。
モバイルチャネルの新しい領域、iOS Live Activities を活用することで、企業はiPhoneのロック画面に、スポーツイベント、オンデマンド配送、旅行などのライブイベントに関する最新情報をリアルタイムで表示させることができます。
低価格なAndroid端末 へのプッシュ通知には課題がありますが、それを支援するアプローチを展開します。Push Maxは、プッシュ通知の配信性を改善し、プッシュキャンペーンがその潜在能力を最大限に発揮できるように支援します。
Brazeの新機能により、マーケティングチームは大規模な顧客維持戦略を推進することができます。新しい定期購読管理ツールを使えば、顧客が好むコミュニケーションやチャネルで簡単にアプローチできます。メールマーケティングの担当者は、ドラッグ&ドロップの メールプリファレンスセンター を使用し、カスタムのプレファレンスセンターを作成、顧客のメールコミュニケーションの好みを管理できるようになります。Brazeは、SMSマーケティング担当者向けに、自動的に編成されるワークフローを使用し、SMS購読者の中でも、さらに反応率の高そうなリストを作成し、効率的なコンプライアンス遵守を支援するためのSMS二重オプトインプロセスの導入を検討しています。
より迅速なPDCAとイノベーションを実現する
Brazeのノーコード・ツールは、マーケターがアイデアの創出から実装、ローンチまでを迅速に行うことを可能にし、顧客とエンゲージする機会を逃さないようにします。これらのツールは、キャンペーンの設定を簡素化し、手作業による承認プロセスの必要性を排除し、技術チームへの依存を減らすことで、マーケティング施策が迅速かつ効率的に行えるようにします。さらに、カスタマージャーニーの作成プロセスを通じて、コラボレーションとイテレーションを促進します。
Brazeは、あらゆる企業にとって優れたユーザー体験を提供することを目的として、プラットフォームのインターフェースを一新しました。マーケターは、時代遅れの面倒なツールや、中身を伴わない見た目だけのツールの利用を避けられます。リニューアルされたBrazeのインターフェースは、業界のベストプラクティスを活用し、フィードバックを幅広く取り入れ、より直感的でユーザーフレンドリーなナビゲーション体験を提供します。この新しいナビゲーションは、見つけやすさと使いやすさを優先し、マーケターがカスタマーエンゲージメント戦略をさらに強化することができます。
昨年11月、Brazeは、モバイルとウェブ向けに、視覚的に美しく、技術的に高度なアプリ内メッセージを作成するための新しいドラッグ&ドロップエディタを発表しました。Brazeの新しいドラッグ&ドロップのアプリ内メッセージテンプレートは、キャンペーン作成をさらに高速化します。今後、数ヶ月で、メールアドレスや電話番号のデータ取得フォームなど、カスタマイズ可能なテンプレートを追加していく予定で、これら新しいテンプレートはすべてアプリ内メッセージのテンプレートライブラリで利用できるよう計画中です。
企業間で複数のメンバーや複数の事業関係者での導入が進んでいることを受け、マーケターがどこにいても、カスタマージャーニーを一緒に作成できる良いアプローチが必要です。そこで、カスタマージャーニーツール Braze Canvas Flow に、バージョン管理、下書き、コメント、承認機能などの新機能を搭載させ、より強力なものにしました。これらの改善により、チームはキャンバスの新しいバージョンを素早く作成し、コメントを残し、ジャーニーをレビューして、承認する、などができるようになりました。コラボレーションの効率化、品質保証の迅速化、新しいコンセプトのテストや既存コンセプトの改善などの効率性を高められます。
特に、複数の地域や子会社、市場にまたがって事業を展開する企業ブランドでは、数回のクリックでワークスペース間でメールキャンペーンをクローン化できるため、マーケティング担当者のメール作成、テスト、QAにかかる時間を短縮できます。また、iOSやAndroid端末のプッシュ通知対応ユーザーに、統一されたプッシュ通知の構成で素早くリーチできるようにする予定です。
最後に
COVID-19の流行の影響により個人消費は減少傾向ですが、B2Cマーケターにとって希望が失われたわけではありません。Brazeの新しいマーケティング生産性向上ツールのおかげで、マーケターは時間と予算に余裕を持って顧客エンゲージメントを向上させることができます。
Brazeのプラットフォームが、顧客エンゲージメントプログラムの価値を最大化し、効率化を支援することに興味をお持ちの方は、ぜひこちらまでお問合せください。