マーケティングに携わる人なら誰でも、パーソナライゼーションの威力を知っています。しかし同時に、パーソナライズされたマーケティングを大規模かつ効果的に実行することは、非常に困難です。そのためには、ブランドが適切なツール、リソース、人材、データを組み合わせて活用し、収益を上げられるよう、シームレスで有意義、なおかつ適切なカスタマーエクスペリエンスを提供することが必要です。
マーケターにとって、その目標を実現するためには、必要な専門スキルをレベルアップして身につけて、厄介なテクノロジーを使いこなすか、あるいはマーケティング活動の助けとなるような工学的な分野をカバーするかしなければなりません。しかし、これは誰もが知っているように非常に難しいことです。どちらのアプローチにも、困難や軋轢が生じます。そこでBrazeは、マーケターがテクノロジーの専門家になることなく、自分自身でメッセージのすべてをより簡単にパーソナライズできるようにしました。マーケターは、「顧客との関係強化」という重要な業務に専念できるようになります。
そこで、「Braze カタログ」という新製品をご紹介します。
「Braze カタログ」とは?
「Braze カタログ」は、その名の通り、貴社が提供する商品、製品、サービスに関するブランド独自のカタログデータを活用し、貴社のカスタマーエクスペリエンスやキャンペーンをパーソナライズできるようにするためのツールです。「カートからの削除」のリマインダー、1:1対応のおすすめ製品の案内、新商品に関するメッセージの送信、セール品のハイライトなど、さまざまな用途でのパーソナライズを活用できます。
「Braze Catalogs」を利用することで、マーケターは、自社ブランドの非利用者データのカタログをBraze内で直接同期・保存し、クロスチャネルでの顧客メッセージを効率化できるようになります。例えば
- リテール&Eコマースのブランドは、SKU情報ごとのカタログや店舗情報を統合することができます。
- 学校および教育プログラムは、コース情報ごとのカタログを統合することができます。
- レストランは、現在提供されているメニュー項目のリストを統合することができます。
そして、何よりの魅力は、「使いやすさ」です。この機能をセットアップしてすぐに使えるようにするために、専門的な知識は必要ありません。つまり、貴社の技術チームの都合で不必要な遅延が発生することはなく、「Braze Catalogs」の活用を始められ、パーソナライズされたキャンペーンをサポートすることができます。
パーソナライズされたマーケティングを実現する「Braze カタログ」の5つの大きな利点
「Braze カタログ」を活用することで、マーケターは、自社の顧客向けのメッセージやブランド体験をカスタマイズする業務を、より簡単に実施することができます。ここでは、この強力な新ツールがもたらす5つの大きな利点をご紹介します。
#1:各ユーザーの過去の行動履歴や嗜好に基づき、より高度で豊富なパーソナライズを提供します。
#2:SMS、あるいはEメール・ブラウザ内メッセージのプッシュ通知など、あらゆるチャネルであらゆるメッセージをパーソナライズします。
#3:マーケターに優しいプラットフォームで、貴社のエンジニアチームの負担を軽減します(BrazeとAPIの接続方法を理解する必要はありません)。
#4:貴社のパーソナライズされたマーケティングオートメーションの規模を拡大します。製品カタログが増加し、顧客基盤が拡大し、活用するマーケティングチャネルの数が増えても、Brazeは貴社の成長をサポートできます。
#5:すべて、使いやすく直感的なツールです。
- 簡単なCSVアップロード
- ワンクリックでの統合
- 自動生成されたリキッドパーソナライゼーションのシンタックス
「Braze カタログ」を活用してマーケティングをパーソナライズ
例えば、取引完了の前に貴社のウェブサイトやアプリを離れたユーザーに向けてメッセージを送信するために、「カートからの削除」キャンペーンの構築を計画しており、初めて「Braze カタログ」を利用する準備を進めているとします。
Brazeのプラットフォームで「Braze カタログ」を活用することで、そのキャンペーンの構築を実現する方法をご紹介します。
1. Brazeに貴社のカタログ情報をインポートします
2. 貴社の「カートからの削除」キャンペーンまたはキャンバスジャーニーを設定します
2. キャンペーンに「Braze カタログ」の関連情報(製品名、価格など)を取り込みます
3.テストを行い、最終調整をしたうえで、キャンペーンを開始します
最後に
優れたパーソナライゼーションには、適切なデータと適切なツールが必要です。Brazeカタログを使用すると、新しいノーコードな方法で、主要な製品、コンテンツ、サービスを自社ブランドのメッセージに簡単に取り込むことができ、今日のコンシューマーが期待するスマートで効果的なパーソナライゼーションをサポートできます。