Braze for commerce

リテールおよびeコマース


「Braze for Commerce」を活用して自社ブランドのファーストパーティデータの価値を向上させる方法

Team Braze 作成者: Team Braze 2022/04/14

サードパーティクッキーの段階的廃止は、マーケターにとって大きな課題となっていますが、それと同時に、新しく創造的な戦略を試す機会にもなっています。ファーストパーティデータは、コンシューマーの心に響くようパーソナライズされた適切なキャンペーンを実現する鍵です。また、そのようなキャンペーンは、マーケターが早急に収集しようとしているデータの多くを生み出します。

Brazeではファーストパーティデータへのシフトに注目し、さまざまなソリューションを構築して、マーケターがインパクトのあるパーソナライズされた戦略を迅速に作成できるようにしています。このような考えのもと、新しく生み出されたソリューションが、パーソナライゼーションを核とした「Braze for Commerce」です。

自社の顧客について知ろう

リテール&Eコマースのブランドの90が、「データ利用に関するプライバシー条項」の変更を受けて、マーケティング予算の増加を計画しています。もし貴社がそのうちの1社であれば、投資に対する最高のリターンを求めるでしょう。それは、つまり、非常に魅力的なカスタマーエクスペリエンスで顧客を驚かせるということです。エンゲージメントが高ければ、買物客が購入客に変わり、貴社ブランドへの顧客ロイヤリティも高まります。この効果は、Brazeの顧客であるPresseded社の事例でも明らかになりました。

「すべてのチャネルのリテールブランドとして、顧客とのコミュニケーションやデジタルプレゼンスは、弊社の成長と定着の両方に不可欠です」と、Pressed社のデジタル・CRM担当ディレクターであるジョージア・プライスは述べています。「Brazeを導入して以来、エンゲージメントが10%増加し、開封率が前年比で40%近く上昇するなど、Brazeはカスタマーエンゲージメント戦略において重要な役割を担っています」

このようにパーソナライゼーションは重要ですが、それは顧客との繋がりと一致させる必要があります。つまり、適切なキャンペーンを適切なタイミングで行う必要があるのです。

このため、「Braze for Commerce」では、顧客の嗜好データの取得や、SMSクリック追跡によるリターゲティングの改善など、買物客を理解するための新しいツールも備えています。このようにパーソナライゼーションと顧客の嗜好を組み合わせることによって、積極的に収集された顧客データに基づいて、より精度の高いカスタマーエクスペリエンスを提供することができます。さらに、セグメントエクステンションなどの機能や「Braze Predictive Suite」によって、緻密かつインパクトのある方法で、適切な顧客のターゲティングがこれまで以上に簡単にできるようになりました。

また、「Braze for Commerce」では、オウンドメディアとペイドメディアのチャネルを統合する「Braze Audience Sync」など、カスタマージャーニーを統一するためのソリューションも強化されています。Facebook、Instagram、Googleの広告キャンペーンは、買物客が別の場所にコンバーションした瞬間、直ちにオフにできるため、リテールブランドは広告費を節約することができます。

パーソナライゼーションの効果を最大化するためには、リテールブランドは必ず、必要に応じた時間・場所で適切な情報を表示する方法と、それを効果的かつ大規模に実行する方法を行わなければなりません。「Brazeカタログ」を使用すると、マーケターはBrazeに製品情報を保存して、その情報をキャンペーンやチャネル間のカスタマージャーニーで活用し、その後、顧客に最適な製品やオファーを提供することができます。

また、「Brazeコンテンツブロック」を使用することで、マーケターは簡単なドラッグ&ドロップツールでパーソナライズされたキャンペーンを迅速に構築でき、今後のアウトリーチにおいて、最適でなおかつパーソナライズされたモジュールを再利用することができます。

またBrazeは、Shopifyをご利用のリテールブランド向けに、顧客データの同期をより容易にするため、「Braze Shopify Integration」をローンチしました。これら2つのソリューションの統合によって、販売店はワンクリックの操作で顧客データや購入データを同期することができます。もちろんコーディングは必要ありません。同期されたデータによって、販売店は製品のアップセルやクロスセル、「カートから削除」のリカバー、失効した顧客の再獲得のために、ファーストパーティデータを活用でき、そしてそれらの処理のなかで情報のインパクトを増幅させることができます。

Brazeのプロダクト シニアバイスプレジデントであるケビン・ワンは、「リテールブランドは、従来のショッピング体験を再想像するに違いません」と述べています。「Brazeのリテール&Eコマースのソリューションのポートフォリオによって、リテールブランドは、自社のファーストパーティデータの潜在能力を最大限に引き出し、必要なものを必要なときに、どこからでも迅速に見つけて購入できるよう、状況に応じた最適なカスタマーエクスペリエンスを、消費者に提供できます」

最後に

リテールブランドがすべての消費者にとって有意義かつ適切なカスタマーエクスペリエンスを生み出す方法について、もっと知りたい方はこちらよりお問い合わせください。より詳細なご説明をさせていただきます。


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