キャンバスフロー


Braze Canvas Flowを活用して今のカスタマージャーニーのニーズに対応する方法

作成者: 2022/08/09

今日の消費者は、利用しているデバイス、プラットフォーム、チャネルに関係なく、関連性があり、応答性が高く、シームレスなエクスペリエンスを愛用しているブランドに期待しています。この種の体験を提供することの重要性についてマーケターの意見は一致していますが、多くは不便でサイロ化されたカスタマーエンゲージメントツールでやり通そうとしており、革新的なアイデアの実現や変化する顧客ニーズに対応する能力を阻害しています。

消費者が期待するものと、多くのブランドが提供する内容のギャップが広がっているため、対応せずにいると、ユーザーのリテンションやブランドの収益を損ないかねません。そこで、BrazeプラットフォームのCanvas Flowジャーニーオーケストレーションツールが、このギャップを解消し、顧客の現状から始めて将来にわたって対応するのに役立ちます。しかし、Canvas Flowなら、マーケティング、成長、エンゲージメントの各チームにおいて、以下の戦略を実施できます。

戦略1:創造性を解き放つ

シンプルなナッジから、ダイナミックなクロスチャネルフローまで、あらゆるカスタマージャーニーをドラッグアンドドロップで設計し、視覚化し、公開することができます。

  • かつてないスピードでキャンペーンを作成できます。Brazeは、直感的なドラッグアンドドロップ式のユーザーインターフェイスを提供し、マーケターが技術チームに頼らずに、クロスチャネルのメッセージングフローをすばやく作成できるよう支援しています。

  • キャンペーンを一元管理。Brazeでは、ジャーニーの構築、メッセージの作成、テスト、分析を一元管理できるため、マーケターは縦割り型のさまざまなプラットフォームを切り替える必要がありません。

  • ブランドの成長に合わせて、顧客とのコミュニケーションを拡大できます。Brazeは、企業の商品や製品、事業部門、サービス、顧客が拡大する中で、あらゆる規模のキャンペーンや顧客エンゲージメントプログラムに対応し、信頼性の高いパフォーマンスを発揮できるように設計されています。

  • チャネル全体でライブ顧客プロファイルを作成。Brazeは、あらゆる関連チャネル、プラットフォーム、デバイスで既知のユーザーと匿名ユーザーの両方を識別し、エンゲージメントを図る柔軟性を提供しています。

  • すべての主要なメッセージングチャネルで顧客エンゲージメントを促進。Brazeは、メール、SMS、アプリ内メッセージ、ブラウザ内メッセージ、ウェブおよびモバイルプッシュ通知、OTTメディアプラットフォームメッセージ、有料ソーシャル、さらにはダイレクトメールなどのアウトオブプロダクトおよびインプロダクトメッセージチャネルをシームレスに統合しているので、マーケターは真のクロスチャネルアプローチを提供できます。

  • レート制限とスロットリングでスムーズな体験を保証。社内サーバーに過度の負荷を不用意にかけないように、Brazeでは特定のジャーニーに参加し、特定の時間に通信できるユーザー数をブランド側が制御できます。

    戦略2:顧客に適応する

    最新の好み、行動、クロスチャネルのインタラクションに基づいて、各顧客の体験をリアルタイムで調整します。

    • パーソナライズされたジャーニーの分岐により、1対1の関係構築を次のレベルに引き上げます。Brazeなら、独自の属性とアクションに基づいてユーザーをさまざまなジャーニーパスに送り込むことができます。この柔軟性により、マーケターは、カスタマージャーニー全体をパーソナライズする非常に関連性の高いエクスペリエンスを構築できます。

    • 真にリアルタイムのリアルタイムエンゲージメントを実現します。バッチ処理データアーキテクチャに基づいて構築されたソリューションとは異なり、Brazeを使用すると、マーケターはレイテンシなしで、顧客の好み、行動、および予測分析をただちに収集し、更新し、アクションを実行できます。

    • Dynamic Audience Syncにより、広告が適切なユーザーに配信されていることを確認できます。広告ネットワークの固定リストのエクスポートを提供する他のツールとは異なり、BrazeではGoogleやFacebookの広告プログラムとシームレスに接続できます。これにより、一貫したカスタマージャーニーとして広告キャンペーンにオーディエンスを動的に追加・削除したり、類似オーディエンスを作成して忠実なカスタマーになる可能性が特に高い新規ユーザーを効率的に獲得することができます。

    • フリークエンシーキャップ(送信回数制限)を使用すれば、適切な量のメッセージを送信できます。一部のツールでは、誤って顧客にメッセージを送り過ぎてしまうことがありますが、Brazeなら、カスタムビジネスルールに基づいて、キャンペーンやカスタマージャーニーで顧客が受け取るメッセージの数に上限を設定できます。

    • クワイエットアワーズコントロール(就寝モード)を設定すると、顧客が就寝中または仕事中に邪魔しないようにできます。強力な顧客関係は、ユーザーのニーズと欲求を尊重することで構築されます。そのため、Brazeでは特定の時間帯にメッセージを送信しないように設定できます。これにより、なぜ午前4時にSMSを送ったのか、といった気まずいツイートを避けることができます。

    • 重要なコンバージョンをすべて追跡します。多くのプラットフォームではコンバージョントラッキングがカスタマージャーニーレベルで制限されているため、マーケティング活動がカスタマージャーニー全体に及ぼすインパクトを正確に把握することが難しくなっています。一方、Brazeでは、セッション開始、購入、カスタムイベントのデータに基づいてジャーニーごとに複数のコンバージョンイベントを追跡できるので、顧客の行動がメッセージによってどのように促進されているのか理解を深めることができます。

    • もう顧客のジャーニーを手動で終わらせる必要はありません。顧客エンゲージメントツールが多すぎると、マーケターは、顧客がコンバージョンに至った後も手動でカスタマージャーニーを終わらせるのに時間がかかります。Brazeプラットフォームのグローバル終了条件を使えば、顧客が特定のコンバージョンイベントを完了した瞬間にジャーニーから自動的に退出させることができます。

      戦略3:パフォーマンスを最適化する

      カスタマージャーニーのすべての部分を継続的にテスト、反復、最適化して、何が効果的かを発見し、戦略を微調整し、結果を改善できます。

      • Brazeプラットフォームの包括的なジャーニーテストを活用すると、すべての顧客メッセージフローを最適化できます。他のプラットフォームのテスト機能が限られる一方、Brazeを使うマーケターはジャーニー全体、ジャーニー内の任意のレベル、個々のメッセージレベルでテストが可能です。タイミング、エンゲージメントチャネル、運用中のメッセージ数、件名、メッセージコピー、メッセージクリエイティブなど、主要な変数のインパクトを把握できます。

      • Braze Global Control Groupsなら、コントロールグループセグメントを手動で作成して管理する時間を節約しつつ、ROIを実証できます。ユーザーを個別に選択してメッセージを送信しないように簡単に設定でき、取り組みの全体的なインパクトとROIをすばやく正確に評価できます。

      • Braze Intelligent Channelなら、ジャーニーのあらゆる段階で適切なチャネルを判断できます。Brazeでは、どのチャネルが最も効果的かを手動でテストする代わりに、各ユーザーに対してエンゲージメント実績が最高のチャネルを自動的に判別できるため、マーケターの偏見や当て推量を計算から排除できます。

      • Braze Intelligent Selectionなら、ジャーニーの成果が自動的に向上します。Brazeでは、どのジャーニーのバリアントが最も効果的かを手動でテストする代わりに、繰り返されるジャーニーのパフォーマンスを自動的にモニタリングして、各メッセージのバリアントを送信するユーザーの割合を調整できます。これにより、最高のパフォーマンスを上げているものが多数のユーザーに送信されるため、チームによる追加の作業や注意を払う必要もなく、マーケティングプログラムのパフォーマンスが向上します。

      • Braze Intelligent Timingなら、顧客がエンゲージメントを図る可能性が最も高い瞬間にリーチします。インテリジェントタイミングでは、各顧客とのやり取りに関する予測テクノロジーとデータに基づいて、メッセージングチャネル全体で潜在的なエンゲージメントの個々のピークを特定します。そして、それぞれのユーザーが読み興味を持つ可能性が最も高い時間帯にメッセージが届くよう、自動的に配信されます。

      まとめ

      Braze Canvas Flowなら、メッセージの作成、ジャーニーのオーケストレーション、多変量解析をすべて1つのプラットフォームで行うことができます。すべてのユーザーに個人として語りかけ、収益をもたらすカスタマージャーニーの作成方法について詳しくは、EverWashがCanvas Flowで37%のコンバージョン率を達成した方法をご覧ください


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