製品リリース
LINE 公式アカウントとの連携機能の提供開始〜日本や他のアジア地域におけるモバイルファーストの顧客とのつながりを強化〜
日本にお住まいでこの記事を読まれている方は、今日も LINE アプリを利用しているのではないかと想像します。友人や家族とのチャットでのやりとり、ショッピング、ゲーム、決済、ブランド企業とのやり取りなど、LINE は生活の一部となっていることは疑いようがないと思います。
これはLINE のミッションである、「24 時間 365 日、いつでもユーザーのニーズを満たす」、ユーザーにとっての「生活インフラ」になる、というメッセージからも見てとれます。LINE はこのミッションを支えるために、LINE MUSIC や LINE ドクターをはじめとするさまざまなサービスや機能を構築してきました。メッセージングアプリでは、大人気の LINE FRIENDS のステッカーなど、楽しく魅力的な体験をサポートする豊富な機能を提供しています。LINE は消費者がプラットフォーム上でお気に入りのブランドをフォローする機能も提供しているため、ブランドは公式アカウントから消費者にメッセージを送ることができます。
Braze は本日、LINE 公式アカウントを Braze のメッセージングチャネルの一つとして正式にサポートしたことを発表します。日本、タイ、台湾、インドネシアにおけるモバイルファーストの顧客とブランドがより強いつながりを築けるようサポートいたします。LINE と Braze を組み合わせることで提供できる価値をぜひご覧ください。
顧客がどこにいたとしても LINE でリーチ可能
LINE はユーザーに多くの実用的な機能を提供しており、日本で最も人気のあるメッセージングアプリになりました。アジアではモバイルメッセージングアプリの競争が激しいものの、LINE は日本で市場を独占しています。日本での月間アクティブユーザー数は 9,700 万人に上り、人口の 80% がこのアプリを使用しています。LINE はタイ、台湾、インドネシアでも広く利用されており、全世界の月間アクティブユーザー数は 1 億 8,200 万人を超えています。
ブランド企業にとっては、現在の (そして将来の) 顧客とコミュニケーションをとることにおいて、圧倒的なリーチ数と比類のない機会があるということを意味しています。
Braze と LINE でモバイルファーストの顧客とのつながりを強化
Braze では、顧客をより深く理解し、カスタマージャーニーや好みのチャネルを通じて、関連性のある有意義な体験を届けることで、ブランドのビジネスの成長を支援することを目指しています。マーケターが豊富なファーストパーティデータを活用し、LINE を他のマーケティングチャネルと統合することで、魅力的でパーソナライズされたメッセージを送信し、一貫性のある体験を提供することができるようになります。具体的な方法を見てみましょう。
1. 素早くセットアップし、規模を拡大
Braze では、ブランドは顧客が使っているチャネルや競合他社が活用しているチャネルよりも少ないチャネルを利用するべきではないと考えています。Braze でのスピーディーなLINE設定と直感的なユーザーインターフェイスにより、ブランドは簡単に LINE キャンペーンを開始し、迅速に拡大することができます。Braze のダイレクト連携機能を利用することで、ブランドは LINE アカウントに素早く接続し、マーケターが使いやすいメッセージ作成画面やダイナミックなコンテンツツールを使ってキャンペーンを素早く作成することができます。Braze を使用すると、マーケターは サブスクリプションステータスの自動更新や、LINE ログインまたはアカウント連携を行うことでユーザーの紐付けを行い、LINEの友だちを簡単に管理できます。
2. パーソナライズされたメッセージで顧客とのつながりを強化
LINE のような直接的な個人チャネルでは、消費者はブランドとのやり取りが、家族や友達とのやり取りと同じくらい魅力的であることを期待しています。そこで、成果の高いパーソナライズされたキャンペーンを構築する鍵となるのが、顧客データにアクセスして最大限に活用できることです。
Braze を使用すると、ブランドはファーストパーティデータを活用して、顧客の好みや行動を反映したコンテンツで魅力的な LINE メッセージを作成できます。Braze プラットフォームのダイナミックなパーソナライゼーション機能と直感的なメッセージ作成画面を使えば、おすすめ商品、プロモーション、ロイヤルティポイント、アラートなどをキャンペーンに簡単に埋め込むことができます。ブランドは、顧客のデモグラフィック、嗜好、行動、クロスチャネルのキャンペーンの反応情報に基づいて、きめ細かいセグメントとフィルターを使用して適切な顧客をターゲットにすることができます。
また、より多くの注目を集めるために、リッチメッセージ (イメージマップとも呼ばれます) やカードタイプメッセージ (カルーセルとも呼ばれます) など、さまざまなメッセージタイプを活用して商品やサービスをアピールすることもできます。さらに、BrazeAI™ を使用すると、マーケターは、柔軟な A/B テストと AI を活用した自動化によって、すべてのインタラクションがコンバージョンに向けて最適化されていると確信できるようになります。
3.LINEとその他チャネルを組み合わせた一貫性のある顧客体験を提供
パーソナライズされたキャンペーンを送ることは、より多くのコンバージョンを促進するのに役立ちますが、マーケティングプログラムを次のレベルに引き上げるには、ブランドが LINE をより広範なカスタマーエンゲージメント戦略にどのように適合させるかを検討することが重要です。
Braze を使用すると、マーケターは LINE を他のチャネルと簡単に組み合わせて、一貫性があり連続性のある顧客体験を提供できます。直感的なジャーニーオーケストレーションツールを使用することで、プッシュ通知、モバイルアプリ、メール、Web、ペイドメディアなど、コンバージョンを促進する他のチャネルとシームレスなクロスチャネルユーザージャーニーを構築できます。また、Brazeオーディエンス連携を使用すると、LINE やその他のチャネルで顧客がコンバージョンすると同時に広告が動的に抑制されるため、マーケターはペイドメディアへの依存を減らすことができます。
まとめ
マーケターは Braze プラットフォームの LINE 公式アカウントサポートとクロスチャネル機能を活用することで、LINE やその他の主要なエンゲージメントチャネルを使用して、LINE マーケティング施策を迅速に設定して拡大し、顧客に響くメッセージを作成することができます。
Braze と LINE を活用して今すぐカスタマーエンゲージメント戦略を変革しましょう!
新田 達也
創業1年目の2015年にマルケトに入社、Marketo Engage製品責任者として日本市場向けに最適化された機能の提案や実装、パートナーソリューションとの連携支援を主に務めた。マーケティングテクノロジーと製品管理の経験を活かし、2020年12月よりBraze株式会社 日本市場プロダクトマネージャーに着任。