Brazeでインターンをしている現役大学生の小島です!現在、就職活動中なのですが、Brazeのカスタマーエンゲージメント、ならぬ就活生をエンゲージするという観点で、実際に合った残念な顧客体験と、こうなったら良いなという嬉しい顧客体験をご紹介します。Z世代が考えるエンゲージメントということで、参考になれば幸いです!
就活中の残念な顧客体験
就活を効率よく進めるために、必要不可欠な就活アプリ!企業を検索したり、過去の内定者のエントリーシート(ES)を見たり、自己分析したり。気付いたらたくさんの就活アプリに登録していたのですが、なかにはえっ!となる残念な体験も...。そこで私が経験した残念な顧客体験を3つ紹介します!
1 メールの量が多すぎる
就活アプリに登録すると、びっくりするぐらいの頻度でメールが届くんです( ; ; ) その大半は、企業や就活イベントの紹介です。自分が知らない企業のことを知れるのは良いことですが、あまりの頻度に最近は開かなくなってしまい、4,000件も未読が溜まっています...
このような確認メールなども多く、正直うんざりしてしまいます。見てほしいのは伝わりますが、これでは就活生をエンゲージできているとは思えません。
2 エントリーの複雑化
インターン選考や本選考でESを提出する際、ほとんどがマイページを登録してそこからエントリーするのですが、その方法が複雑で迷ったことが。マイページを登録し、いざエントリーしようとしたら、外部の就活サイトに飛ばされそこからエントリー。提出がきちんと出来ているかの確認がマイページでできず、困惑 ( ´ 〜`;) もっとシームレスになっていたらなぁと感じました。
3 パーソナライズされていない配信
就活アプリに登録して一番感じたことは、「どうせこれ全員に送ってるんでしょ( > < )」です。よく、「◯◯さんだけに特別オファー」だったり、「経歴を拝見して、◯◯さんは特別選考ルートに選ばれました」なんてメールが送られてきます。時には、名前すら違うことも。。。これでは、なりふり構わず配信している感が否めません。 個人情報を入れて、パーソナライズしている感を出そうとして興味をひこうとしているのは分かるのですが、内容が自分に合ったものでなければ逆効果です。
また、選考で落ちたのにその企業の情報を延々と送ってこられたり、最初に興味のある業界を選択したのに、選択していない業界の情報ばかり送られてきたり... こうなるとブロックしてしまうこともしばしば。
就活生が望む、嬉しい顧客体験
自分自身の残念な顧客体験をふまえてみて、どうしたら嬉しい顧客体験に変わるか考えてみました。
例えば...
・メールの開封率が悪い → アプリのプッシュ通知に変更
・大量一括配信 → パーソナライズの強化をしてその人に合った配信を
就活中って結構些細なこともいつも以上に気になってしまうんです... 落ちた企業の情報は見たくありませんし、義務的なメッセージは響きません。就活生は、自分に寄り添ってくれる素敵な体験を求めています!
カスタマーエンゲージメント向上のために何ができるのか。詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください!
カスタマーエンゲージメントとは:重要性や向上ポイントについて解説
アプリがアンインストール&削除された!カスタマーエンゲージメントで、見逃してはいけないタイミング
自社に最適なカスタマーエンゲージメントプラットフォームを選ぶには-活用事例についても紹介
また、就活の文脈とは違いますが、スキマバイトサービスのタイミー社に講演していただいた「働く」と「雇う」をリアルタイムで繋ぐ「タイミー」の体験価値設計術」は、多様化する顧客にどうしたら継続して使ってもらえるのか、事業者、利用者、両方の観点からお話しされているので、非常に参考になります。ぜひご覧ください!
まとめ
いかがだったでしょうか?
プッシュ通知やメールの冒頭に自分の名前が入っていたり、検索していた企業に近い業界のお知らせが届いたら、自分に寄り添ってくれたような気がして嬉しいですよね!^^
就活関連のアプリも続々と増えていて、一見すると差異がないように見えるのですが、Z世代は、その中身・体験を重視しています。ぜひZ世代の心を掴むために、就活生エンゲージメントを検討していただけると嬉しいです!