毎月、Brazeでは、Braze Bonfireコミュニティのメンバーによる素晴らしい功績を称え、1名の個人を「今月のマーケター」として選出しています。 仲間のマーケターへのサポート提供や、革新的なアイデアや戦略の共有など、さまざまな形で、これらの個人の方々は、所属企業やユーザー、顧客エンゲージメント全体に多大な貢献をされています。
10月は、Hachette Book Groupのシニアマーケティングマネージャーであるミシェル・フォードさんを選出しました。Hachette Book Group(HBG)は、ニューヨークに拠点を置く大手出版社で、世界第3位の出版社であるHachette Livreの一部門です。
Michelleさんの役割と、そこに至るまでの経緯を教えてください。
私は出版業界で10年以上のキャリアがあり、Hachette Book Groupには2年以上在籍しています。パンデミックの初期はフリーランスとして活動していましたが、規制が緩和されるにつれ、チームと一緒に働ける、もう少し組織化された仕事に戻りたいと思うようになりました。チームの存在が恋しかったんです。
いくつかのポジションに応募しましたが、Hachetteのメールマーケティングに特化したこのポジションが特に目に留まり、まるでスポットライトが当たっているようでした。前職でもメールマーケティングを担当していて、特にこの分野が好きだったので、マーケティングをメインとする仕事が理想的でした。幸いにも、私にぴったりのポジションでした。
仕事の好きなところは何ですか?
出版業界を目指したことがある人にこの質問をすると、たいてい同じ答えが返ってきます。「無料の本!」確かにそれも嬉しいですよね。でも私は特に、マーケティングチームとして働くことで、全ての部署の方たちとコミュニケーションができて、ジャンルを問わずあらゆる本について学べることに魅力を感じています。
通常、出版業界のマーケターは特定のジャンル(例えばロマンスや文学小説)に特化しているため、歴史書や料理本の状況を知る機会はあまりありません。私は個々の書籍マーケティングで直接的に著者と関わることはありませんが、会社全体の本の動向を把握できるのが楽しいですね。好奇心旺盛な本好きにとっては、最高の仕事です。
Brazeはキャリアアップにどう役立っていると思いますか?
会社の消費者向けマーケティングを、以前のESP(Eメールサービスプロバイダー)からBrazeへ移行する際に主導を担当しました。現在も社内のBraze窓口として、新しいチームメンバーのトレーニングや導入を行っています。毎日Brazeを使い、各部門の書籍をフィーチャーしたキャンペーンの企画や配信をしています。Brazeを活用した成功が評価され、それが昇進につながったと思っています。
Brazeの認定試験を受けたことはありますか?
現在、Brazeのデジタルストラテジストとしての認定を受けています。この資格取得のための新しいブートキャンプに参加させてもらい、試験準備にとても役立ちました。
今年最も楽しみにしている取り組みやキャンペーンは何ですか?
今年は特に、サイバーウィークやホリデーキャンペーンの計画がとても楽しみです。キャンバスの経験を活かし、SDKをウェブサイトに実装したことで、ターゲティング広告や、リターゲティングを駆使し、繁忙期の売上を増やすための可能性に期待しています。